2017年04月

アミティーザの作用機序と副作用ってどんなもの?

2017年04月10日

アミティーザの作用機序と副作用ってどんなもの?



今回は、便秘薬として使われる「アミティーザ」についてお話しします。


1.アミティーザとは?



アミティーザは、クロライドチャネルアクチベーターと呼ばれる新しい作用の便秘薬で、正式名称は「アミティーザカプセル24μg」といい、一般名はルビプロストン(lubiprostone)といいます。

アミティーザは、小腸に作用して水分の分泌を増やすことで、便を軟らかくする作用があります。
また、クロライドチャネルを活性化させて腸管粘上皮を修復する作用もあります。

アミティーザについて説明する女性

便秘の原因は、腸の中で便が通常の時間以上にとどまっているから起こるため、このようなアミティーザの作用で便が軟らかくなることで、腸の中の移動がスムーズになり、慢性便秘の解消へとつながります。

アミティーザは、長期服用しても、従来から使われてきている酸化マグネシウムや大腸刺激性下剤(センノシドやセンナなど)と違って、耐性ができにくいとされています。


2.アミティーザの副作用って?



このアミティーザの服用方法は、1回1カプセルを朝食後と夕食後というのが基本です。患者さんの症状にあわせてアミティーザの服用方法や用量は違ってくきます。アミティーザを服用する際は、お医者さんまたは薬剤師さんの指示に従いましょう。

アミティーザの副作用としては、吐き気や下痢が多いと報告されています。下剤のアミティーザは、効果が出過ぎてしまうと下痢の症状が出てしまうこともあります。

アミティーザの副作用に注意

しかし、その場合は服用する用量を調節したり、アミティーザをの服用自体を中止したりすることになります。
吐き気がみられるときは、消化管運動賦活剤を併用することで、症状が軽減したり消失したりするとの報告もあります。

アミティーザは、他のお薬と併用して飲むことが出来るので、便秘がよく見られる高齢者でも安心して使えますが、妊婦または妊娠している可能性のある人には禁忌です。

アミティーザは、世界では10年前から性便秘に使われてきており、日本では4年前から広く使われるようになったお薬です。
また、排便を促す以外にも様々な作用があるのでは?と言われ、研究がすすめられています。

アミティーザを処方されたら、その用法と用量は主治医・薬剤師の指導を守って、何か起こった場合や気になることがあれば、すぐに聞くとよいですね。

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